IoTを活用した新たな取り組み
当社では積極的に業務のDX化を推進しています。
従来はアナログで管理していた様々な情報をシステムで一元管理し、徹底的に社内の無駄を省く取り組みをしています。工場の様々なデータの見える化、そしてデータの活用を行い、生産性向上と顧客満足の向上に取り組みます。
タブレット(iPad)の活用
当社では現場社員全員にタブレットを支給しております。図面の管理、作業日報、作業手順書、その他様々な書類を、全てタブレットで管理しています。(タブレットの導入により、1日あたり約300枚の紙の削減につながりました。)これにより、様々なノウハウを蓄積し、全社員であらゆる情報の共有ができるようになりました。
またチャットやスケジュール管理といったコミュニケーションツールとしても活用することで、各自の持ち場を離れることなく、スムーズ且つリアルタイムな情報交換ができるようになりました。
自社開発アプリの活用
機械稼働率の見える化とデータ分析
約170台の全機械の稼働状況を一元管理しています。稼働状況を見える化・分析し、停止時間を最小限に抑えることで、設備能力を最大限に生かした工場運営を行っております。
また、集まったデータを弊社独自のシステムで集計することで毎月の稼働時間・生産数・ガントチャートをレポート形式で出力し、改善活動に生かしています。
安全カメラによる現場の見える化
当社では工場の周りと工場内に約40台の安全カメラを設置し、24時間記録し一元管理しています。これにより、何か事故や不具合があった際に記録を遡り、原因の究明や対策を練ることが可能になりました。
セキュリティの観点から、防犯カメラとしても機能しております。
顔認証による勤怠管理と体温管理
当社では働き方改革への対応や感染症対策として、顔認証での勤怠管理、体温測定を行っております。このシステムにより、装置に顔をかざすだけで、出退勤の打刻と体温測定が可能になりました。
働き方改革による残業規制により、各自が残業時間を把握し業務量を調整したり、積極的な有給休暇を取得する必要性が出てきました。そのため、各自のタブレットから勤務時間の管理や有休申請といった手続きをできるような環境を整備しました。
また感染症対策の一環として顔認証による出退勤の打刻と同時に体温測定も実施し、一元管理しています。